2017年6月25日日曜日

全日本選手権ロードレース エリート

3度めの全日本ロードレース。大島がわりと即死系で楽しめなかったので、階上はどうかな~、と思っていたけど、やはり楽しめなかった。

前日の金曜、女子のレース後にに試走。
バイクウェアをホテルにおいてきてしまったので、ヘルメットは借り物、靴はスニーカー、服は普通のズボンにJAMISのシャツと言う出で立ちで試走に…。
おんなじ感じの3人で。



コースは…無言になるしかない感じ(笑)
Bioracerのウェア着てビンディングはいたらましになると信じよう…。

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当日
スタートが8時なので、朝5時前に起き出して即朝飯を食べる…眠い。

Photo by Mitsui-san

6時半頃会場入りし皆思い思いの時間を過ごす(まとまり無いw)。トイレにダッシュしてたらブースの裏にあったコンテナに膝をぶつけて出血&打撲、地味に痛い(汗
僕は45分くらい前からアップを始める、ハイケイデンスだけでいいや。
もしかしたらのために、補給はわりといっぱい持つ。レース中にクリフバー食べたいなぁ。

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スタート
スタート待機は割と前の方に並んでしまった、邪魔しないようにしますので許して。

Photo by Mitsui-san
という感じでパレード開始。町長が先導してるんだけど、ゆるい下りはかなり頑張って速い、すごいw
平坦で町長が集団に飲み込まれそうになったりしたけど、いつの間にかいなくなっていたよう。お疲れ様でした、かっこよかったですw

そんな感じで先導車からはまだ赤い卓球のラケットが出ている状態で最初の登りへ。
あ、これやばいヤツ。集団の先頭が先導車にプレッシャーを掛けてドラフティング状態でどんどんスピードを上げている。
集団後方は油断してた人が踏み直したりしてペースが上がる。500Wとか出てるよ。油断しすぎてる人はそのままちぎれていく…南無。
一瞬斜度が緩んで、直登に入ったところでパレード終了。一瞬身構えたけど、速度は大して変わらなかったw
一つ目の登りはなんとか集団後方で登りきる。

で、下り。那須とかの初っ端の下りでなにかある悪いイメージがあったので車間空け気味で下る。緩い右コーナーをイナーメ佐野くんのインで曲がったところ先で人の山が。
見た瞬間に即座にフルブレーキ。横から自転車の山に突っ込んでいく方も居る、南無。止まれるくらいまで速度を落とし、自転車と人の間を片足ついてすり抜けていく。
自転車・ボトル・サングラス・人が転がっている、どう見ても集団先頭のメンツが転んでるのは明らか…あーあ。

足止め組はバラバラになってしまったので、僕の後ろにいそうなチームの人達を前に戻そうと、残りの下り、90度コーナー、急な方の登り口まで全力で牽く。
ちょっと大きめな集団が前に見えるところで急な方の登りへ。
そして気づく、「ヤバい、尻の筋肉死んでて全然力入んねぇ」サッとフミタケさん、元山くんあたりが抜いていく、入部さんもいた。

僕はとてつもなく登れない病にかかっているようで、270Wとかしか出なくなる。やべーなこりゃ間違いなく0周リタイヤだな…とか弱気になってしまう。
なんとか下りに入り、田んぼの間をジェットコースターみたいに走れるところでちょっと精神的に回復。

ここでIRCの車がニッポの選手をカーペーサー状態で爆走してるのに抜かれる。
ニュートラル車両が特定チームをカーペーサーしてるのかと思いブチギレる(汗)(IRCがニッポに車を貸していたらしい)
それで、なんかスイッチが入り、カーペーサーを追走、しかし、流石に追いつかず諦める。
沿道のニッポのファンの方に「あれ牽きすぎだろ!」と八つ当たりをしてしまった、申し訳ない。

Photo by Okamoto-san

と、今度はBSのカーペーサーにぶち抜かれる。いやいや牽きすぎだろあれ、とブー垂れながら最後の登りを登ってると、三井くんがバッテン出してる。

あー。

ゴールラインのとこでコミッセールにカーペーサーについてちょっとアレ無いんじゃないの的に言い、終了。

この後のレース展開はいろんなレポの通り、サバイバルなレースでした。

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結果 DNF



そういえば、結局このコース試走と決勝で2周しかしてねぇ!

2017年6月23日金曜日

全日本選手権ロードレース 個人タイムトライアル エリート

年一度の16位防衛、13位挑戦戦がやってきました。
(13位は一度防衛の後防衛失敗、現在16位)
(もっと上目指せよ)
年々層が厚くなっている気がするのですが…そして自分も確実に一つ歳を取る。もう完全無欠のアラフォーだよ。いつの間にか。
でも、まだ弱くはなってないのでなんとかなるでしょうという謎の自信を持って。(埼玉TTとかあれほどひどかったのになぜそんな自信があるのか謎)

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移動はチーム員とそのお母さん(パラで出場)と移動。だいぶ楽だった~。でも積んでしまえば寝てると着く大島も捨てがたい。

木曜10時半頃について試走を5周。
軽く1周、鋭角コーナーなどのコーナーを反復する2周め、全体続けて3周目。ただしこれらの3周がSRMのオフセットが不安定でデータになってなかったので、お代わりの2周をした。
やりすぎた気もする。


夜はディープな居酒屋行ったらご飯物が全く無かったりしたので、中華料理屋行ったりしてしまったw
長旅の疲れもあったので早めに就寝。
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当日
ちょいと早めに会場入り。でも交通規制は始まっていたので、階上岳の中腹を走る林道を通って会場へ。
アナウンスが聞こえるところにいるとなんか落ち着くので良いなぁ~。日陰に居るとわりと快適。

1時間半前くらいからもぞもぞ準備開始…。
ゼッケンつけて、装備を準備して、タイヤに空気入れて、バルブ穴塞いで、ドリンク飲んで、アップして、ジェル飲んで…シューズカバーは念のため…
この一連のルーティーン、もうベテランの部類なのか?余裕だぜ。
アップ時の身体の冷却手段がなかったのはちょっと失敗だった、氷買っておかなきゃいけなかった(もしくは扇風機と発電機を持ってくる)
暑そうなので、メット前面の空気取り入れ口は開けておいた。
右脚のレーパンの裾にドーピングコントロールの申請書類(”none”だけど)、左脚の裾にレース中飲むジェルを挟んどく。

暇なので20分くらい前にスタート地点に行く(まだ検車はしない)。
ちょうど第一ヒートでゴールしてきた入部さんが速い。ってかTT出てこないでぇ~、という人のうちの一人。

15分前に検車ゾーンに行くがまだ誰もいない。
シューズカバーは案の定ダメっぽいことを言われるが、午前に雨がパラっと来たのでつけましたとか、日陰寒いですよね~とか、「建前トーク」をするが通用せず(笑)
和やかな話し合いです(笑)
Photo by masahif
キナンとかブリッツェンの選手が外すのを見て僕も外す。
最近お気に入りのHIGH5のドリンクをギリギリまで飲む。スタート地点で割りと強い向かい風が吹いているのがわかる、ここでスピード乗らないと辛いなぁ~。
1分前にスタート台に乗り、ペダルをはめてSRMのクリア、ガーミンを動かしてスタート保持の傾きの修正をお願いして、ヘルメットの角度を直して、さあスタート。

腰を引いてパーシュート的なスタートで飛び出す。10秒後にメーターを見る。

”あれっ?60km/hってなんぞ??”

パワーは500Wとかが見える。
ホント学習しない人だな、(今回は割りとデカ目なスタート台と初っ端の下り勾配が悪いとイイワケ)


Photo by FABtroni+camera
さて、この抜いてしまった剣をどうやって収めるか…。
このまま死なない程度に抑えて、上り勾配で収めよう…が、上りに入り割りと死にそうに。ヤベェ。
鋭角コーナーをやり過ごし、民家ゾーンのクネクネをなんとか根性でこなして直線の下り基調で速度を乗せつつ回復…はしないけど死に向かうような雰囲気からは脱却。危なかった失敗TTになるところだった。
交差点の立ち上がりはシュッシュッって感じで速度が乗り調子がいいのがわかる。
ちょっと登って下りへ。下りの速度がある程度乗ったら身体を小さくして省エネモードに移行し上りに備える。そして上りは割りと全力(TTの全力という意味じゃなく)。
ホントはプログレッシブオーネ的に登るべきだったんだけどちょっと惰性を使うのを意識しすぎて失敗気味だったかなぁ。

90度コーナーでグレーチングを踏みながら踏んだらチェーンが暴れてインナーに落ちたりしたけど大事には至らず1周終了。
17分26秒 Av. 320W NP327W

2周目は速度を乗せつつサボるつなぎ区間と決めていたのでそんな感じで。タイム落ちを最小限にしつつ最小限のパワーで走るモード。コースを勘違いして無駄に脚を止めたりしちゃったりしてちょっと失敗したなぁ。グレーチングを踏みながらリヤ変速をしちゃってチェーンがスプロケの上を滑ってしまったりして冷や汗(そうなる可能性のあるセットアップだからしょうがないので乗り手が気をつけないといけない)。
中間計測地点を過ぎてあと半分!幼稚園児がジャングルジムに登って応援してくれていたのでサッと手を振ってみた(まじめにやれ)。
下り区間で左足に挟んでたジェルを摂る。ゴミは胸元へ(ベタベタするけど気にしてらんねー)。
Photo by FABtroni+camera
上りはそこそこきっちりパワーを掛けて上り、ラスト周回へ。
ちらっとタイムを見て、女子2周の優勝タイムを上回っていてなんか安心した(笑)
18分03秒 Av. 293W NP296W

さぁ~てラスト一周!終わりが見えると頑張れるいつものパターン。
車から見ても走りが変わったのがわかったみたい。
速度が高すぎて無駄になる箇所以外はきっちり踏んでいく。
ジェル摂ったせいかエネルギー的には大丈夫な感じ、筋疲労もまだいける、心肺も大丈夫。しかしまぁ~辛いね、これで終わりこれで終わりと言い聞かせて脳みそをごまかし続ける。

Photo by FABtroni+camera
幼稚園児に応援してもらって頑張ろうと思ったらもういなかった!残念!
下りは勇気を持って休んで、上りで頑張る。しかし、だいぶ辛い。この局面で速度が30km/h前半まで落ちるとなんか焦ってしまうよね。でもまあ全体を考えるとそんなところもあるので焦らないように…(でも焦る)、3つのダウンアップを越して、あとは緩斜面の上りとゴール直前の下り。緩斜面の上りが辛い…速度が乗らない…350Wで34km/hとかちょうつらい。
なんとか過ぎてゴールへの下り。ここでは割りとパワーが出てしまうがこのパワーはさっきの上りで使うべきだったなぁと思いつつ出ちゃうものは仕方ないのでパワーを上げ続け、速度を乗せ続けゴール。ちょっと失敗。
Last1km
17分40秒 Av. 302W NP305W

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結果 18位
タイム53:16.99
平均速度 43.91km/h
Av. 305W NP310W

http://nationalchampionships-road.com/news/2012.html


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追走車両からの動画


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機材




Focus ”Walser” Chrono Size S
タイヤ&ホイール F:HED3 Clincher Conti. Supersonic23C 8.6bar / R:CITEC 8000 disc Clincher Conti. Supersonic23C 8.5bar
コンポーネント SRAM Red E-Tap
ブレーキ BR-6600/Simkins Design EGGBrake
クランク 78DURA Wired SRM 170mm 55-42T(RIDEA Oval)
スプロケット 11-23(11sp)
チェーン Wippermann 11SB Black-EDI / MOLTEN SPEED WAX&SPEED Powder
サドル ISM Prologue

ウェア類
スキンスーツ Bioracer レースプルーブン タイムトライアルスキンスーツ
ヘルメット Garneau P-09
グローブ Bioracer TTグローブ
ソックス Northwave
シューズ BONT A-1

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マトスポから区間データを拾ってきたのでグラフ化



計測ポイントでのタイムの順位

区間ごとの順位


各ラップまでのタイム差(西薗選手基準)

ラップごとのタイム差(西薗選手基準)